東医体医療系2023@茨戸

山の日のお陰で北海道に行くことができました。
茨戸での東医体は実に10年ぶりであり、10年前にフォア準優勝、男子スカル優勝、新人ナックルフォア優勝・3位、女子スカル優勝・3位で総合2連覇を果たした思い出の地になります。

起死回生の大量入部で5,6年生は指導にあたり、みんないきいきとしています。

結果としては新人フォアAは東医体準優勝・医療系3位、新人フォアBは医療系準優勝でした。
今年は首都圏医学部対校戦(5校戦)が行われず、戸田でも1000mレースがあまりなく、新人が出れた試合は理工系レガッタしかありませんでした。
試合慣れがなかったことも影響しているかと思いますが、新人フォアBは予選ではコンディションも悪く本来の力を出せずに予選敗退となっていました。
医療系ではその反省を活かすことができ、あと一歩のところまで自治医を追い詰めることはできましたが、残念ながら0.4秒差で敗れて2位でした。この悔しさをバネに成長してくれることでしょう。

また、薬学部男子が創部され、史上初の医療系出場となりました。
色々なことがあり除外となってしまいましたが、オープンレースにでることができ、第一歩を踏み出すことができました。
思い返せば15年前に女子部が創部された際も、指導体制が整っておらず、シングルスカルでゴールした時には拍手が沸き上がりました。

様々なドラマがあり、北海道まで見に行って良いものを見させていただきました。
どこの大学よりも強い活動制限を受けながらもしっかりと復興への第一歩を踏み出したと思います。
新人の強さ、新人への引継ぎが行われたことは東日本の医学界に示せたと思います。

そして来月の慶東戦ではダブルで優勝した東大とフォアで戦います。
新人だらけですが、もう新人という枠組みではありません。
この勢いで成長を楽しみにしています。